【戦国ジャズ】退き口を泣く [中馬重方]
中馬重方さまへ向けた戦国ジャズ。
リフレイン系のジャズと、アンダーグラウンドなオルタナティヴ、
その混ざり方が哀しさを更に呼び起こすような。
曲展開の仕方に、馬蹄の響きや、刀と刀のぶつかり合う音、
絶望的な情景、死にゆく仲間たち。そういった要素が感じられるよう、
誠心誠意つくり申した。
中馬重方さまが心的外傷、
忘れようにも忘れられぬほどの悪夢、修羅の生、
そういったものを描くに当たり、
適当な歌詞が見つかりませなんだ。
四行詩に込めた想い、
曲のあらまし、歌の息遣い。
余さず拾っていただけたら、と思いまする。
退き口を泣く 詩・曲 柏木白泥
戦の世が終を迎え
それでも尚残りし痛み
関ヶ原をば生き抜いた
彼の剛の者は咽び泣く