戦国ジャズ、曲紹介の儀。

戦国ジャズの詩曲解説ブログになります。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【戦国ジャズ】鬼の素顔 [島津義弘]

sengoku-jazz.bandcamp.com 関ヶ原の戦いの日、ですな。 つまりは、島津の退き口、の日。 先祖、柏木源藤のみならず、 数多の命、関ヶ原を生き延びられなんだ命たち、 そのすべてへ向けて。 朝には念入りにお念仏をしました。 なかなか、戦の世の想像、など…

【戦国ジャズ】捨奸 [島津豊久]

sengoku-jazz.bandcamp.com 島津豊久さまへ向けた戦国ジャズ。 哀しく切ない、それでいてわかりやすい、 どこか、俯瞰したような曲にありますな。 戦国ジャズは、過去の自作曲をリアレンジする場合も多く、 この曲もそうでした。 限界の悲しみの中にいる、と…

【戦国ジャズ】退き口を泣く [中馬重方]

sengoku-jazz.bandcamp.com 中馬重方さまへ向けた戦国ジャズ。 リフレイン系のジャズと、アンダーグラウンドなオルタナティヴ、 その混ざり方が哀しさを更に呼び起こすような。 曲展開の仕方に、馬蹄の響きや、刀と刀のぶつかり合う音、 絶望的な情景、死に…

【戦国ジャズ】源藤の追憶 [井伊直政]

rainorkinai.bandcamp.com 井伊直政さまへ向けた戦国ジャズ。 曲調は何でござろう。文部省唱歌みたいなイメージで作った感じはありますな。 島津家従卒、柏木源藤の視点から、井伊直政さまを眺めたような詩にござる。 井伊さまは、島津の退き口、における追…

【戦国ジャズ】大樹の念慮 [徳川家康]

rainorkinai.bandcamp.com 戦国ジャズ再興後、記念すべき一作目となる、 徳川家康さまへ向けた戦国ジャズ。 家康公が身罷るときの風情を描いた、レクイエム調の曲にござる。 光に満ちた夕焼けが目に浮かぶようにあり、その画を採用した書き出し。 天下人とし…